店長 遊佐 崇史
■憧れの人がいた、それが入社動機
高校卒業後、地元の「日本海庄や」にアルバイトとして入ったのがかんなん丸との出会い。アルバイト7年目で正社員となりました。
ここまで長く続けてこられたのは、当時の店長がとてもいきいきと働いている姿に魅力を感じたから。「この人のようになりたい!」と思い、彼を目標に頑張ってきました。
7年も店舗で働いていたので、正社員に登用されてからすぐに店長を任されました。店長にはそれぞれマニュアルの作成や店舗運営を戦略面から任せる方針。私はお客様との会話から何を求めているかを探り、そこから得たことをキャンペーンなどへ展開しました。年末の寒い時期、集まりが増える中でお客様に旬の美味しい魚を楽しんでいただきたいという思いから、寒ブリと飲み放題のセットプランを提供するなど、店舗独自の集客プランも好評でした。
■仲間たちが、コロナ禍のピンチを救ってくれた
現在、店長を務める「大衆すし酒場じんべえ太郎」は、当社初のオリジナルブランド。一から店づくりを任せていただき、スタッフ採用から自分の理想とする店舗を目指します。同じ価値観をもって一緒に頑張れる仲間探しからスタートしましたが、その価値観とは『皆が集まって楽しんでもらえる店』であること。たくさんの仲間たちが集まり、周囲の協力もあって無事に「大衆すし酒場じんべえ太郎」はオープンしました。
ところが3年目のタイミングで新型コロナウィルスの感染拡大が発生。埼玉県の営業自粛要請を受けて店舗は一時休業に。
皆でこれからもっと頑張ろうという時だったので、スタッフも休職を余儀なくされ先行きはとても不安でしたが、営業再開の際、スタッフは全員戻ってきてくれました。オープン時に皆と共有した価値観のもと、再結集してくれたことが何よりも嬉しかったです。
■さらに『楽しさの体験』ができる店舗を目指します
これからの「大衆すし酒場じんべえ太郎」は、今まで以上に一人ひとりのお客様に対し、感謝の思いをもって楽しい時間を過ごす店を目指していきます。営業再開前に何度もスタッフとミーティングを重ね、改めて皆で同じ思いを共有することで、コロナ禍以前よりも魅力を発信していきたい。
お客様が楽しいと感じられるサービスを提供するためにも、スタッフとお客様との距離を縮めて仲良くなってほしい。そんな戦略づくりにも力を入れていきます。