「街角に一軒」
「街角に一軒」―― これが「かんなん丸」の店舗開発の方針である。
「庄や」のシンボルである黄色い提灯。この提灯が深夜人通りも少ない暗い道端でぽつんと風に吹かれている光景が、佐藤は好きだという。暗い海から見た灯台の様に心をほっとさせる灯り。そこに行けばやすらぎの空間が、そして、美味しい料理と酒がある。静かな夜の町角に揺れる黄色い提灯が人々の心に灯り、安心、やすらぎのシンボルとなるならば最高だ。
埼玉中のどの街に行っても、必ず人々がその黄色い提灯に出会えるようになればいい。くつろぎの場・社交の場となるような店を、町の人々のために提供していきたい。その思いが「街角に一軒」という出店計画を支えている。